仕分けラインを増やしたら、写真を見る目も変わりました
リサイクル工場のベルトコンベアがガタガタ鳴っていました。瓶も缶も紙も小さなプラ片も一緒くたで、一台の強い仕分け機に全部通すと詰まって見落とします。班長は「大きさ別に並行で見て、最後にまとめよう」と言いました。
写真の中身を当てるコンピューターも、昔は似た失敗をしがちでした。全部を一つの大きな仕組みで丁寧に見ようとして、重くなって回り道が増えます。簡単に済む部分まで、毎回フルコースで確認する感じです。
面白いのが、新しい作り方は工場のラインにそっくりだったことです。同じ場所を、小さな手がかり用の道、中くらい用の道、大きめ用の道、軽くならす道で同時に見ます。つまり、ゴミを大きさ別に見るのと同じで、手がかりの大きさ別に拾うわけです。
でもレーンを増やすだけだと、どの機械も高くついてまた詰まります。そこで先に、速い小さなチェックで種類をざっくりまとめてから、重いチェックに回しました。写真でも、まず小さな一回の見回しで情報を整理して、後の大きな見回しの仕事を減らします。
この「並行レーンの箱」を何段も積むと、深く見られるのに無茶な重さになりにくいです。練習中は途中に小さな採点係も置いて、前の段が置き去りにならないように声をかけます。実際に使うときは採点係は外して、本道だけが走ります。
この考え方は、画像の当てっこで強さを見せたことで広まりました。昔みたいに「とにかく巨大な一台」に頼らず、同じ場所をいろんな大きさで同時に見て、重い作業は本当に必要なときだけにします。スマホの写真整理みたいな身近な場面でも、この節約の発想が効いています。